――開発は今、どんな段階ですか?
開発は①ラボスケール、②パイロットスケール、③量産の順番で進んでいきます。
今はラボスケールでの開発が終了。200ℓ程度のパイロットスケールでの試作段階です。ここで量産へのレシピを整え、3年後には市場への供給を始めたいと考えています。
――職場の環境は?
私が所属しているチームは6名。コンパクトな体制です。その中の2人の先輩が、チューターとして私を指導してくれます。1人は2歳年上、もう1人は5歳上。優しい先輩たちで、丁寧に指導してくれますし、同世代なので話しやすく、相談もしやすいですね。
――開発の仕事をやってみて、どうですか?
これまでにない新しいモノを作る、という仕事は楽しくて面白い。試作した製品が性能を満たしているか、検査装置にかけて物性評価するのですが、その時は本当にワクワク、ドキドキします。先月もラボで試作実験をしたのですが、その時のテーマは製品粒子を数ミクロン帯で一定の大きさに揃えること。検査機で検証した時のあのドキドキ感! 狙い通り行ったときの達成感、充実感は、何ものにも代えがたいですね。






