――どんな就活をしましたか？
大学は文系だったので、事務職でパソコン使うような仕事・・・という漠然とした感じで就活しました。条件としては、①地元就職。②土日もしっかりお休みが取れる。この２点。とっても、シンプルです（笑）
――会社訪問は？
流通やメーカー、金融系・・・いろんな会社に足を運びました。
――条件はシンプルなのに、いろいろ行ったんですね？
そういえばそうですね（笑） ずっと長い時間働くわけですから、会社の雰囲気とか、社員にはどんな人がいるのかとか、自分の目で確かめたかったからです。
――根上工業は候補に上がっていたのですか？
いえ、ぜんぜん（笑）名前も聞いたことありませんでした。
根上工業のことを知ったのは、伯父さんからです。保険の仕事をしている関係上、地域の情報に詳しくて、「いい会社があるぞ」と。「最近伸びている会社だし、社員はいい人ばっかりだし、お前が望むように土日は休みだ」と。
情報通の伯父が言うのだから・・・と、それで候補に入れたのです。
――根上工業が何をしている会社か知っていましたか？
いえ、もう全然。化学の会社なので、仕事が難しいんじゃないか？ 事務系の仕事ってあるんだろうか？・・・という不安ばかりでした。そんな時に、オンラインでしたがインターンシップに参加する機会があって。それでこの会社への好感度が一気に高まりました。
――インターンシップではどんなことをしたのですか？
根上工業には「アートパール」「アートレジン」という自社ブランド製品があるのですが、それらが「どういうところで使われているか、これからどんな需要があるか」をテーマにグループワークしたのです。
社員の人達がリードしてくれて、とても分かりやすかった。社員の人たちの話し方や表情から、この会社全体の雰囲気も伝わってきて、「この会社なら楽しく仕事していけるんじゃないか」と、実感することができました。
――業務部では、どんな仕事をしていますか？
業務部の役割は、製品の生産計画管理や、生産原料や資材の調達、完成した製品の出荷・配送・請求業務などです。これらを円滑に進められるよう取引業者との定期的なミーティングも行います。その中で私がいま担当しているのは出荷業務。製品の送り状を作成し、運送会社に依頼します。製品の品種がたくさんあるので、間違いなく正確にやらなくてはなりません。
――エピソードがあれば・・・
同じ製品名でも、取引先に応じて性能や物性はカスタマイズされています。それが根上工業の強みなのですが、製品の種類はものすごく多い。そんなこともあって、間違っちゃったんです。
出荷した翌日になって、本来出荷すべき製品が無いことに気づき、前日に間違って送ったことが判明。お客様の工場で使われる前に回収できて難なきを得たのですが、冷や汗ものでした（汗）
先輩たちは「大丈夫、失敗することもあるし！次から気を付けよう！」と優しくカバーしてくれて、こんなところにも根上工業の「らしさ」が溢れていると思います。
