Hi-pearl
耐候性・透明性に優れた熱可塑性のポリマー
熱可塑性のメタクリル酸エステル系ポリマー粒子が主体で、耐候性、透明性に優れており、高分子量で狭い分子量分布を持っています。粉体での使用だけではなく、溶剤・モノマーに溶かしての使用も可能であり、幅広い分野で使用されております。

製造技術
懸濁重合法によるメタクリル酸エステル、スチレン系の真球状ポリマー粒子
- 分子量(Mw) 1万~100万
- ガラス転移温度(Tg) 20~120℃
- 残存モノマ-が少ない
- 平均粒子径5μm~1mm
可能な技術
- 粒度分布調整
- 屈折率調整
- 官能基の導入(カルボキシル基(カルボン酸基)、ヒドロキシル基(水酸基)、グリシジル基(エポキシ基)など)
ART PEARL
耐溶剤性、再分散性に優れた真球状架橋ポリマー微粒子
耐溶剤性、再分散性に優れた真球状架橋ポリマー微粒子です。ウレタン系は柔軟性、強靭性、耐傷性、耐衝撃性、応力緩和の機能を利用した分野、(メタ)アクリル系は光拡散、滑り性向上、アンチブロッキング性、耐候性等の機能を利用した分野に有機フィラーとして使用されております。顔料を含有した着色タイプは意匠性付与を目的とした用途に使用されています。

製造技術
懸濁重合法によるウレタン、メタクリル酸エステル系の真球状架橋ポリマー微粒子
- 凝集のない一次粒子
- 平均粒子径 0.1~150μm
- 溶剤系、水系とも容易に再分散可能
可能な技術
- 硬さの調整(ソフトからハードまで)
- 屈折率の調整
- 粒度分布の調整
- 形状(真球状、異形、多孔質)
- 各種薬剤(無機系、有機系)の含有
- 官能基の導入(ヒドロキシル基(水酸基)など)
ART RESIN
ウレタンアクリレートオリゴマー・反応性ウレタンポリマー
ウレタンアクリレートオリゴマー・反応性ウレタンポリマーは、電子線・紫外線・可視光・常温硬化型樹脂等のベースレジン・改質剤として使用されます。
硬化物は柔軟で屈曲性があり可撓性のあるゴム状から耐薬品性、耐摩耗性、防汚性のある高硬度品まで設計でき、幅広い用途展開が可能となります。溶剤を使用しないので環境にやさしく低エネルギーでの硬化が可です。
加熱できないプラスチック材料にも使用可能です。

製造技術
有機イソシアネートと活性水素化合物の重付加反応からなるウレタンアクリレート
- 分子量(Mw) 500~100000
- 高粘度対応 ~20万mPa・s
可能な技術
- 高いウレタン結合濃度を有する高分子量体の分子量規制
- 高純度化(錫、アルカリ金属、ハロゲンなどの低減)
- 直鎖構造から多分岐構造まで様々に分子設計可能
- 官能基の導入(イソシアネート基、カルボキシル基(カルボン酸基)、ヒドロキシル基(水酸基)、グリシジル基(エポキシ基)など)
PARACRON
柔軟性・粘着性に優れた熱可塑性のポリマー
熱可塑性のアクリル酸エステル系ポリマーは、耐候性、柔軟性に優れており応力緩和、粘接着性の機能を利用した分野に使用されております。

製造技術
懸濁重合法によるアクリル酸エステル系のポリマー
- 分子量(Mw) 20万~150万
- ガラス転移温度(Tg) -60℃~90℃
- 残存モノマーが少ない
可能な技術
- 低Tg、粘着性ポリマーの溶液品(溶剤、モノマー)での供給
- 官能基の導入(カルボキシル基(カルボン酸基)、ヒドロキシル基(水酸基)、グリシジル基(エポキシ基)など)
ART CURE
密着性に優れた反応性アクリルポリマー
アクリル骨格の側鎖に反応性基を有する反応性アクリルポリマーです。
軟質から硬質まで設計でき、無溶剤での供給が可能です。紫外線硬化型樹脂として、環境対応・省エネなどの取り組みが期待できます。耐候性、各種基材への密着性に優れています。

製造技術
懸濁重合法、溶液重合法による(メタ)アクリル酸エステル樹脂の重合反応及び(メタ)アクリレート基付加反応
- 分子量(Mw) 1万~100万
- ガラス転移温度(Tg) -60℃~200℃
- 二重結合当量 250~20000
可能な技術
- 溶液品(溶剤、モノマー)での供給
- 官能基の導入(カルボキシル基(カルボン酸基)、ヒドロキシル基(水酸基)、グリシジル基(エポキシ基)など)