
モノづくりの世界で社会の役に立つ
――化学とは無関係だったんですね?
はい。化学とは無関係の非製造業に2年10ヶ月、勤務しました。
――なぜ転職したんですか?
そもそも私が前職を選んだのは、脇役として誰かの力になる、そのような役目が私には向いていると考えたから。そしたら脇役のTOPを目指す会社に出会いました。
――それが根上工業だったと・・・
そう。ホームページの募集を見て、第ニ新卒としてチャレンジしたい。「それなら退職して受けようと」と(笑)

化学の知識は研修で学んだ
―――で、業務課へ?
いえ。私自身は工場勤務からと考えていたのですが、「営業でどう?」と。
文系出身ですから、化学的な知識の不安はものすごくありましたが、それは研修で補っていきました。4月に入社後、約1年間工場と研究部で勉強。今年の4月に営業部に配属され、半年間先輩について仕事の流れを学び、10月から担当先を任されることになりました。

「困ったら根上工業」――その期待に応える
――営業の仕事とは?
私が担当しているのは、中京エリアと北陸の化学メーカーや歯科材料メーカー、繊維関係の会社です。既存客、新規客、両方を受け持っています。
―――顧客企業にとって根上工業とは?
専門的な話になりますが、当社は「懸濁重合」で多品種少量生産に対応できる数少ない企業のひとつ。また取引先のニーズにきめ細かく応える「カスタマイズ」力、独自製品の開発力などで定評のある企業です。だから顧客企業は当社に対して、「相談すれば必ず答えをくれる会社」として認知されている。
こうしたお客様からの期待は、とても大きな武器になります。同時に「その期待を上回る成果を提供しなくては」というプレッシャーでもあるのですが・・・。
お客様のモノづくり、新製品開発をサポートする製品とサービスを提供していきたい。「あなたに相談して良かったよ」と言われる営業を目指し、がんばります。
