ポリマーの限りない未来を求めて、私たちは考え、挑戦し続けます
本社 0761-55-3121
東京 03-3257-4061
未来の担い手たち

未来の担い手たちvol.9=田村要「業設計・試作から量産立ち上げまで。 「反応」を扱える化学メーカー。」

「反応」を扱える化学メーカー

――大学院ではどのような研究を?

有機化学です。製薬プロセスではいろいろな化学反応が用いられますが、反応の改良について研究していました。

――根上工業を知った経緯は?

化学系の会社への就職を考えていました。研究テーマとの関連で製薬会社とか、大手化粧品メーカーも受けました。そうした中、地元企業の合同説明会で根上工業と出会いました。

石川県にも化学メーカーがあったんだ。珍しい」と思い、企業ブースに。そこでスライドを使った説明を受けました。質問しやすい雰囲気が印象的でした。

――この会社に入社した決め手は?

「反応」を扱いながら製品開発ができる、それが決め手でした。この会社では開発担当者が設計・試作から量産立ち上げまでを一貫して手掛けます。それができる技術力もある。「少数精鋭で多品種の製品開発」がコンセプトの化学メーカー。そこに魅力を感じました。

特殊構造のポリマー微粒子を開発する

――いま開発している製品は?

根上工業にはアートパールという製品があります。塗料や化粧品など様々な用途で使われているポリマー微粒子なのですが、これを中空等の特殊な構造にする開発に取り組んでいます。粒子径は数μmから数十μmほど。

これができれば副屈折による特徴的な光学性能や比重を軽くすること等が期待でき、末端のいろいろな製品の付加価値アップに貢献できる材料となるはずです。

客のニーズに応じてカスタマイズ

――製品化の予定は?

2015年度中には、形にしたいと思っています。

先ずサンプルを作り、「こんな製品ができました。御社の製品の付加価値アップに試してください」と取引先に持っていく。どの会社も新たな提案を待ち受けています。そこで試してもらって「もっとこういう特性にして欲しい」というニーズを引き出す。そしてそのニーズに応じてカスタマイズし、量産して納品する・・・開発と製品化は、このような流れです。

――今後の課題は?

他にも、密かに自分の中で温めているテーマがあります。その研究にも着手したい。自分で考えチャレンジしていける、そんな自由な社風がある会社です。